デフレによる格安ブームが進行中です。一部の企業を除けば、あちこちで激安・格安ブーム真っ最中です。500円で東京ー大阪を移動できるバスサービスがあります。
東京?大阪間500円!? 高速バス・平成エンタープライズ社の挑戦《それゆけ!カナモリさん
その東京?大阪を「ワンコイン・500円」で提供するのが平成エンタープライズ社だ。仕掛けは、Webサイトのオフィシャル予約ページで突然発表される「10席限定シート」であること。
それにしても、東京ー大阪間のバスが500円は安すぎます。
平成エンタープライズ社ワンコインシート: http://vipliner.biz/1coin_cp/index.html
このサービスの提供元は、平成エンタープライズ社。高速バスの路線を絞って運行しているようです。
■ワンコインバス・サービスの仕組み
さて、東京ー大阪の移動ですが、高速バス以外にも、新幹線、飛行機がしのぎを削って競争しています。それ以外にも高速道路の割引により、自家用車での移動もあるでしょう。そして、バス会社各社も、この日本の2大都市を結ぶ路線を持っています。
このバスサービスの基本的な事を考えてみましょう。カテゴリー的には輸送サービスです。平成エンタープライズで言えば、バスという資産を持って、その資産を有効活用して収益を得て行く、事が基本的なビジネスモデルになります。
ビジネスの基本に沿って話せば、少ない資産で多くの収益をあげる事が成功の条件になります。少ない資産=バスの台数、多くの収益=顧客数x顧客一人当たりの売上になりますね。もう少し言い換えれば、運行するバスにできるだけ多くの乗客を詰め込む事が基本要素になります。つまり「乗車率」がキーになります。
そうは言っても、乗車率は毎回確実に100%にならない事が、よくある現実でしょう。その場合、空席にして、その座席からは収益があげられないよりかは、500円でもよいから収益をあげよう。という事がこの500円というワンコインシートの想いになるはずです。
■同時に話題性を生む
もちろん、たったワンコイン(500円)で東京ー大阪を移動できるのですから、それなりに話題にもなり、マスコミに取り上げられるはずです。特にこの不況の中でのデフレを象徴するサービスの一例としてマスコミに取り上げやすくなる事は必死ですね。
この思い切った価格設定が平成エンタープライズのサービスの面白いところです。
しかし、同様なサービスは他社でも可能です。いわば、有効期限付きの競争優位性。有効期限付きの優位性は、発動のタイミングが重要です。
デフレ、高速料金一律1,000円、格安ブーム、という3つの波が揃ったタイミングでの、ワンコイン東京ー大阪の高速バスは、まさに良いタイミングだったと言えるのではないでしょうか。

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